イギリスの交通手段「National Express Bus」を使いこなそう!

こんにちは
ロンドンバスの紹介をしているページは多いのですが、長距離バスの紹介は少ないので、本日は長距離バス会社の「National Express Bus」の紹介です。

目次

National Express Bus の利用方法

Naitonal Express Busは、イギリス全土で運行しているバスで、長距離バス会社の中では路線も便数も最も多いです。電車と比較するとお値打ちな事が多いです。

バスチケット 購入方法

バスチケットの購入方法は下記3つの方法です。

・オンライン購入
・バス停の販売機もしくはチケット売り場
・バスの運転手

National Express Busは、購入時期により値段が異なりますが、オンライン購入が一番安く、時期が早い方がお値打ちな傾向にあります。

大きいバス停だと販売機やチケット売り場がありますが、小さいバス停には販売機がないので運転手さんから購入するしかない時があります。また大きなBus stationは、運転手さんからではなく発売機から購入する事を促されます。

公式サイトには、バスの運転手から購入出来るとの記載はありますが、過去に運転手から買う事が出来なかったことが数回あるので、オススメはしません。

オンラインチケットの種類

オンライン購入時にはチケットの種類が3つあります。

Restricted fares
Standard fare
Fully Flexible fare

Restricted fares
一番安いバスチケットで払い戻し、バスの日時変更が出来ないチケットです。

Standard fare
払い戻しは出来ませんが、手数料を払う事によりバスの日時変更が可能なチケットです。

Fully Flexible fare
払い戻しも出来て、手数料なしでバスの日時変更が出来るチケットです。
※条件付きで払い戻しが可能で、一部払い戻しが不可の場合あり。

変更や払い戻しはオンライン、代理店または電話で対応してくれます。
共通してバスが出発してからは日時の変更は出来ないです。
無料でバスの日時を変更してくれることも、その場で日時変更の交渉をすることも一切出来ません。

イギリスについた当初出来るのかなと思い複数回、運転手さんに確認しましたが、全員が出来ないと回答がありました。

バスの運行状況

50回以上はバスに乗っていますが30分以上遅れる事は感覚的には少ない気がします。
特に早朝の便で遅れたことはありませんが、昼間~夕方の時間だと何度か遅延している事はありました。最長の遅延時間は1時間30分です。

基本的にバスの出発時刻より前にバスが出発することは少ないですが、稀に出発していたことはありました。バスが来ないという経験はないです。

原則バスの追跡が出来るので、そこで確認して頂くのが無難ですが、バス停には出発時刻の15分前、遅くても10分前までには居るようにしています。

預け荷物について

National Express の荷物は1個で荷物が20Kg までと決まっています。
荷物を測るわけではないの数キロなら注意だけトランクに入れてくれると思いますが、30Kg 超えてくるとNoと言われることがあります。

荷物の重さについてですが、バスの乗客は「飛行機が32KGまでだから」と言ってましたが、運転手さんは「こんな重たいのは無理だ。ルールだから」と断っていました。
ひと悶着ありましたが、乗客は乗せずバスはそのまま出発しました。

3月に日本から戻ってた時の荷物が1個24Kgだったのですが、この時も「これは重すぎるよ。今回は良いけど次回はダメだからね」と念押しされました。
中にお米が入っていたので、断られたらお米を取り出そうと思っていましたが、注意だけでした。

スーツケースの個数についてですが何個まで預けれるか聞いたところ、スーツケースは2個まで無料との回答でした。
公式サイトにはスーツケースの大きさで預けれる量が異なると記載していますが、私の調査によると6人のドライバーに聞いて6人全員が2個までと回答がありました。
念のためサイズについて聞きましたが、サイズについては言及せず、2個までだよ。
全員から回答があったので、恐らく2個まで預けれる可能性が高いですが、公式HPには違う回答があるのでこちらに関しては保証は出来ません。

バスの車内に持って行ける荷物は、頭上の棚もしくは足元におけるサイズで2個までと決まっていますが、このルールはそんなに厳しくない印象です。
3月に帰国した際は、スーツケース2個、ボストンバック1個、リュックサック1個、PCケース1個の計5個の荷物がありましたが、スーツケース以外の事は何も言われてないです。これも指摘されればPCケースはリュックの中に入れれるようにはしていましたが、何もありませんでした。

観察していると、スーツケースをバスの車内に入れようとすると止められる率が高いです。
試しにボストンバックをトランクケースに入れようとしたら、車内に持って行ってと言われたこともあります。
ス―ツケースを3個持ってきたいと言う方は、事前にオンラインで購入することが出来るので購入する事をお勧めします。

バスの座席・雰囲気について

充電が出来るコンセントがありますがプラグタイプのみです。
少し座席を倒すことは出来ますが、私の感覚だと気持ち程度でリクライニングとは言えないかなという感じです。
リラックス出来ますか?と聞かれると「うーん」というのが正直なところです

バスの中の治安も悪いと感じたことはほとんどないですし、節約のためにもバスを利用するのは問題ありません。
過去に1度だけ、車内でカップルが泥酔していた事があり、恐ろしい雰囲気になったことがありました。
その時は、運転手さんが警察を呼んで対応していました。
イギリスでのバスで起きた怖いなと思う話はこの1度だけです。
スリや置き引きも普通に気を付けていれば問題ないです。

最後に

参考までにですが、私は基本的にオンラインで一番安いチケットを購入することが多いです。
バスを逃したら残念だなと思いますが、バスの乗車回数を考えると諦めがつきます。

また、バスで乗換が必要な場合は、1時間を開けて予約していることが多いです。
今まで1時間開けて予約して、乗り継ぎに失敗したのは1度のみです。

「本当は買いなおさないと駄目だけど、今日は全部が乱れているからそのまま乗っていいよ。」と言ってくれました。
この日は雪で、多くのバスが遅延していて、他にも乗り遅れた方がいたからだと思います。
しかし公式HPにも再度購入する必要があると記載があります。

以上が、National Express Busのおおまかな部分です。
バスでの移動が苦痛にならない方や節約されたい方は、バス移動をオススメ出来ます。

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この記事を書いた人

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