本日は、イギリスのYMSビザで必要な英語力についてです。
現在英語圏のワーホリ(オーストラリア、カナダ、アイルランド)は、仕事探しの難易度が上がり、現地で仕事が見つからなくて帰国を余技無くされている留学生が一定数居ます。イギリスのYMSは、2024年から1,500人から6,000人に定員が増え、現在は条件に当てはまる全ての方がビザが下りている状況です。また、他国は1年間しか滞在出来ませんが、イギリスは2年間滞在出来るのも強みです。
イギリスのYMSは人数が大幅に増えたことによりYMS保持者で渡航される方は、既に留学経験があったり、英語を使う仕事に従事されていて上級レベルの英語力の方も居れば、イギリスが初めての渡航先で全く英語力がないと断言される方も居ます。
英語力レベルによって就職先が異なるので、英語レベルごとにご確認下さい。
英語のレベルについては、姉妹会社のコラムで紹介しているので下記リンクよりご確認下さい。
CEFR(セファール)とは?留学前に必ず知りたい自分の英語レベルについて | アイルランド留学情報
仕事探しの難易度
現在のイギリスは労働者不足なので、YMSビザ保持者の方はビザスポンサーが不要のため、イギリスの仕事探しは比較的簡単で、職種を選ばなければ1カ月以内にお仕事を見つけられている方が多い印象です。苦戦されている方でも、3か月あれば仕事が見つかっていますが、3か月以上仕事を探し続けると言う話はあまり聞きません。しかし、英語力によって、働ける職種が異なるので、アルバイト先を選べないと言う事は起きてしまいます。
英語のレベルごとの職種
英語初級レベル (セファールA1~A2)
英語が全く分かりませんと断言される方や初対面の外国人と1時間以上世間話が出来ない方と案内する事が多いです。
職場は、日系レストランや清掃員、キッチンスタッフ等で、比較的英語力を問われてない場所で働かれている印象があります。また、中には「英語を勉強するつもりはあないけど住めますか?」と言う問い合わせもあります。留学生によっては、本当に英語を使わずに生活されている方も居るので、不可能ではないのですがかなり生活は制限されますが、渡航者の目的によっては絶対に英語を話せるようになる必要はないと思いますが、イギリスで生活していると、日常生活レベルの英語力は身に着く可能性が非常に高いです。
英語中級レベル(セファールB1~B1+)
2年以内の留学経験がある方や進路が外国語系の学部だった方、社会人になってからも引き続き英語の勉強をされている方が多く、初対面の外国人と1時間以上お話することが出来る英語力がある方です。
職場は、ローカルな飲食店や物販系等のホスピタリティが多いですが、中には日系企業のオフィス事務、日本語が必要なコールセンター、語学学校スタッフ等のお仕事をされる方も居ます。オフィス系のお仕事の場合は、日本語が必要になるケースが多い傾向にあります。
英語中上級レベル以上(セファールB2~)
ヨーロッパでは、セファールのB2レベルがビジネスレベルの英語力と言われています。学生時代にかなり勉強をされていた方、留学経験が2年以上ある方が多く、英語の電話もネイティブとのグループの会話も問題なく参加出来る英語力です。
職場は、日系企業で事務職、語学学校、保育士、看護助手、ローカル企業の営業職、事務所、日本語が必要なコールセンター等、様々な職種にチャレンジされています。ビジネスレベルの英語力があれば専門職以外は、ほとんどの職種に挑戦が出来るかと思います。
最後に
イギリスのYMSの仕事探しは他国と比べるとかなり難易度が低いです。仕事が見つからなくて帰りますと言う話は、弊社では聞いた事がなく全ての方がお仕事が見つかっています。また、家探しの難易度も低いのでイギリスのYMSは初期費用が高めですが、その後の生活の基盤を整えると言う観点では難易度がかなり低いです。
英語力がなくて不安な方は、先にアイルランドへワーホリで渡航されてからイギリスのYMSに挑戦されると言う方も居ます。弊社は、紹介とリピーターが多いので、2か国留学のお申込はプロモーションも行っておりますので、お気軽に下記リンクよりお問い合わせ下さい。