こんにちは
本日はイギリスの語学学校の選び方です。
イギリスの語学学校の選び方は語学学校がどこにマーケットを置いているからなので安かろう悪かろうではありません。
また、イギリスの語学留学は例えビザを申請してもアルバイトを行う事が出来ないため、出稼ぎ留学で渡航される方は居なく、英語を勉強されたい方やイギリスに短期間住んでみたい方が集まります。
ここで問題になってくるのが、イギリス留学=高いとイメージがある事です。確かに、イギリスの語学学校は高い語学学校もありますが、リーズナブルな語学学校もたくさんあります。しかし、一般的に紹介されている語学学校は比較的高額な学校が紹介されている印象があります。
このコラムでは、イギリスの語学学校の費用別で見た語学学校の特徴とよく聞かれる学校のサポートや設備面の違いをご紹介します。
この価格別の比べ方は、イギリスのみのお話であって他国の語学学校には当てはまらない可能性が高いです。少なからず、アイルランドの語学学校の選び方ではありませんので、イギリスの語学学校の価格別のご案内です。
前提としてビザが下りないような学校や認可されていない学校は想定していません。弊社で紹介している語学学校は認可されている語学学校のみです。
学費が高い学校の特徴
・メンター制度を採用している
・世界展開されている語学学校
・コースが豊富に用意されている
・ビルや建物全体が語学学校になっている
・シティセンターに位置している大規模校
・アクティビティが豊富に用意されている
・設備が充実している
等があげられます。
ロンドンの一等地に大規模な語学学校を構えようとすると、家賃だけで凄い事になるので必然的に学費の値段も上がってきます。「立地が良いから高いです」は通用しなくなってきているので、サポート制度が豊富になっていたり、教室が多いのでコースが豊富に用意されている事が多いです。さらに、手厚いサポートをしてくれる学校が多いですが、日本人が思っている手厚いサポートとは少し違うので注意が必要です。
中間体の価格の語学学校
・中規模の語学学校
・シティセンターにも郊外にもある
・アクテビティが週に3回程度
中間体の価格帯の語学学校は、100人~200名の規模感が多いです。ラウンジや学習室等の用意はありますし、親身に相談に乗ってくれるスタっフもたくさんいます。学校によっては、資格のある先生しか居ない場合もありますし、アットホームな雰囲気もあります。
リーズナブルな語学学校
・小規模な語学学校
・家族経営が多い
・シティセンターから少し離れている事が多い
・落ち着いた雰囲気が多い
・イギリスに移住されている方が通っている事もある
リーズナブルな語学学校は、比較的家族経営されている語学学校が多いです。その為、規模も小さくアットホームな事が多いです。勤続年数が長いスタッフが多く、学校によりますがこのグループも英語講師が資格を保有している事もあります。設備面で言うと、学校の規模が小さいので、PCルームが無かったり、教室を自習室にしていたりすることはあります。
安かろう悪かろうではない!
サポート面
実際に語学学校に訪問すると、例えリーズナブルな語学学校でもシステムはきちんとしていますし、サポートもしっかりとしています。
意外と落とし穴だと思うのが、ロンドンの語学学校は学校の規模によって値段が変動する傾向にあります。小規模の語学学校がリーズナブルで、大規模校が学費が高いです。小規模校は生徒数が少ないので、融通が利きやすいのに対して、大規模校は生徒数が多いので融通が利きにくいです。そのため、結果として小規模校の方がカスタマイズしやすいと言う事もあります。
設備面
小規模校は学校自体が大きくはないので設備面に不満があるのは事実です。
大規模校はPCルームやラウンジルーム、自習室等の設備が豊富なのを理由に選ばれる方も居ます。
「校舎が教会みたいでオシャレだから」や「建物がヴィクトリア朝で憧れだから 」と言う理由で語学学校を選ぶ方も居ます。
アクティビティの回数
ロンドンの多くの語学学校では、昼過ぎ~夕方または夜に学校主催のアクティビティを開催してくれます。
クラスの中だけで勉強するのではなくて、学校の外や授業以外にも留学生と交流を設けてくれる学校が多いのですが、このアクティビティの回数が異なります。
クラスに馴染みにくくても、アクティビティは授業ではなくて、ボードゲームやボーリング、グラマークラス、パブナイト等が行われているのでお友達が作りやすい傾向にあります。アクティビティの内容により、無料で参加出来る事もあれば、有料で参加する事もあります。
このアクティビティの回数が語学学校により異なります。
小規模校→週に1~2回
中規模校→週に3回程度
大規模校→毎日開催
講師の資格について
語学学校によっては、講師を採用する時に一定の条件を求めている事もあります。こちらは学校の値段と言うよりは、学校により異なります。リーズナブルな語学学校でも全員が資格を保有している事もありますし、講師歴が長い先生も居るので、学校ごとに確認して頂くのが理想です。
滞在先について
傾向として、大規模校は学生寮かホームステイを選択できるのに対して、小規模校はホームステイのみ手配が可能と言う事もあります。学生寮を希望される方については、学校の選択肢が狭まる可能性があります。
しかし、イギリスの学生寮はホームステイの1.5倍程するので、1週間当たり£300(¥57,000)以上するのが多いので、金銭的にホームステイを選択される方も居れば、人生経験としてホームステイを選択される方も居ます。
まとめ
冒頭にも書いたように、イギリスの語学学校はマーケットをどこにおくかにより、値段が異なります。「手厚いサポートを希望されている方」と「ロンドン観光も楽しみたい方」、「社会人留学をされる方」では紹介する語学学校も異なってきます。
イギリスの語学学校は認可が下りている学校だけでも300校以上あるので、全てを比較するのは非現実的です。
また、イギリスの物価は高いうえに円安の影響により、学費+滞在費用が2週間で20万円の語学学校もあれば35万円する語学学校もあります。
特に短期留学で渡航される方は、語学学校も観光も楽しみたい!と言う方も居るので、必ずしも値段が高いからいい学校というわけではない事をお伝え出来ればと思っています。
お問い合わせが多い「社会人留学に向ている語学学校の選び方」や「大学生にオススメな語学学校の選び方」等もご紹介する予定でいるので、お楽しみに!