イギリスのホームステイはビジネスライク?どんな家庭が多い?

こんにちは
本日は、イギリスのホームステイのご案内です。

語学留学で渡航される方は100%の方が滞在先を確保され、YMSで渡航の方は語学学校に通学される場合に限り100%の方が事前に滞在先を確保されます。補足として、YMSで渡航される場合で、語学学校に通わない方については初めの数週間のみホームステイや学生寮を確保する方も居れば、ホテル等に滞在される方も居ます。

オンライン相談の際に、皆様にイギリスのホームステイのイメージを聞くと、「ご飯が美味しくない」や「ビジネスっぽいイメージ」等と言われる方が多いです。

その為、過去の留学生の経験と私の経験をもとにホームステイのご説明を下記4つの項目にわけてご案内です。

目次

ビジネスライクとは?

イギリス留学を案内する前にアイルランド留学を案内していた事もあり、イギリスに住んで感じた事は「人が冷たく感じる」です。これは、アイルランドと比較した場合であって、日本と比較した場合には「人が冷たい」と感じる事はないと思います。アイルランドの国民性がフレンドリーすぎるのもあり、そのギャップがあったのですが、アイルランド→イギリスに留学される方は特に感じやすいと思います。

イギリスは全てにおいてビジネスライクで進んでいってる感じがあり、これはホストファミリーにも当てはまります。イギリスは語学留学先として人気で、「ホストファミリー」がビジネスとして成立しています。テレビで見るような、ホストファミリーと仲良くワイワイ生活をすると言う方は傾向的に少ないです。

「ビジネスライク=不親切」ではなくて、なんとなく距離があると感じたり、本音と建て前がある感じがします。しかし、食事の時は会話もあるし、学校から帰宅しても会話はあります。一緒にテレビを見る家庭もあるのですが、どことなく距離感がありウェルカム感が少なく、淡々とこなしているようなに感じる方が多いです。

長期留学の場合は、イギリスの家探しの難易度が低いことから4週間以内の短期でホームステイを予約する方が多く、人間関係が出来る前にホームステイの退去が決まるので、ホストファミリーと凄く仲良くなると言う話はあまり聞かないですが0ではないです。

イギリスのホストファミリーは会話もあるし、親切だけど、ビジネスライクなうえで成り立っています。

どんな食事が多い?

高確率で聞かれるのですが、ホストファミリー滞在中の食事問題です。美味しいかどうかについては、個人の好みもあるので、一概に言えないのですが、一般的には日本人に限らずイギリスの食事に対して不満に持つ方は多いです。

全てのご飯に不満を持つかと言われると、そういったわけではありません。日本もイギリスも調味料がたくさんありますが、日本の代表的な調味料を「醤油・出汁」とした時にイギリスは「塩・胡椒」が多いです。前提として好みの味付けが違います。

また、レパートリーが少ない事も多く、7品~10品程の料理をローテーションで食べていると言うイメージです。食に興味がある方も居れば無い方も居ますが、3日間立て続けに同じ食事をしている方も居れば、毎日冷凍食品の方も居ます。パスタ一つとっても、オリーブパスタ、トマトパスタ、クリームパスタは完全に別の料理なので、1週間に3回パスタが出てきても不思議ではないです。

サラダで言うと、日本人の多くの方が想像するサラダは、葉っぱのサラダを連想すると思いますが、グリンピースやポテト、ニンジンもサラダです。これがオーブンで調理されている場合は胃が重たくなるような料理になるのでサラダと感じないと思います。グリンピースやニンジンは、冷凍食品の場合もあります。日本語としてあっているのかが疑問ですが、サラダは食べないけど野菜は食べます。

総合的に考えた時に、日本で自炊をメインとして生活していた方は胃が疲れるような食事が多いですし、好みの味付けではない事も多いですが、「不味いですか?」と言われると、好みじゃないという回答が正しい気がします。

どんな家庭が多い?

イギリスのホームステイはビジネスとして成り立っているので、色々な方がホームステイを行っています。20代の若い夫婦や30代~50代の子持ち世帯、60代以上のリタイアされているご夫婦、イギリス人の場合もあれば、アジア系、アフリカ系、南米系、中東系等様々なバックグランドをお持ちの方がイギリスでホストファミリーをしています。

共通しているのが、コミュニケーションが英語になっていると言う事です。また、日本人留学生が日本人家族に配置される事は基本的にはありません。今までの経験上では、女性のみのホストファミリーはありますが、男性のみのホストファミリーは聞いた事がないです。

アレルギーの都合上、ペットの有無は選択出来ます。「子供が好きだから、子どもが居ると嬉しい」は、伝える事が出来ますが、必ずお子さんが居る家庭に滞在出来ると言う保証はありません。また、年齢や国籍を指定する事は出来ません。

オススメなお土産は?

ホストファミリーにお土産が必要かどうかについては、別になくても問題ありません。ホストファミリーもお土産を期待していません。

経験上、ホストファミリーと何を話していいのか分からないと言う方が多いので、日本からのお土産をアイスブレイクとして利用するために持って行く位の感覚で問題ありません。500円以上の物を買う必要はないので、百均で何か用意するのが良いかなと思います。

よくオススメするのが、「漢字・和柄のタオルやてぬぐい・巾着袋・ポーチ、ポケットティッシュケース」や「500円以下で売っている日本のウィスキー」等です。

私が日本に住んでいた時は、小さいサイズのウィスキーが500円以下で売っていたのですが、物価高でないかもしれないです。500円以上するのなら、買う必要はありません。

お箸を用意される方も居ますが、使う方が少数派なのであっても困るのと、既に過去の留学生から貰っている可能性が高いです。
お菓子を聞かれる方も居ますが、裏に書いている成分が何かを英語で言えるのなら問題ないのですが、健康上の都合により食べれない方も居るのであまりにオススメはしていないです。また、食べれないや美味しくないとなった時に、凄く気まずい雰囲気が流れる事もあります。

私がお土産で買うとするのなら、漢字の手ぬぐいを持って行くと思います。安いし、軽いし、荷物の邪魔にもなりません。「もし、気に入らなくても雑巾位にはなるでしょう」という気持ちです。正直言うと、今の私ならホストファミリーにはお土産を持っていく事はない気がします。

お土産の役割は、「お願いします」と言う役割よりも「会話のきっかけ」の道具というイメージで用意するのをお勧めしています。

さいごに

以上が、イギリスのホストファミリー事情です。
今回の内容は少しデメリットな内容になってしまった気がしますが、個人的にはホストファミリーをお勧めしています。次回のコラムでは、ホストファミリーのメリットについてご紹介致します。

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この記事を書いた人

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