留学の失敗って何?「こんなはずじゃなかった」とならないために。

こんにちは
Japan UK Adventures Ltd, イギリス留学情報のAmiです😊

本日は、イギリスだけでなく、アイルランドやオーストラリア、カナダ、アメリカ、ニュージーランドなどの英語圏の留学に当てはまるであろう留学の失敗についてです。

今回の留学の失敗は、YMSやワーキングホリデー、語学留学の失敗にで、大学留学や高校留学は失敗の捉え方が異なりますので別の機会に紹介します。

私がお話を聞いたり、実際に「他の国で留学の失敗をした」と言う体験談を聞いて思う、語学留学やワーホリの失敗は大きく分けて二つあります。失敗した結果、帰国したり、引きこもりになったり、何も得るものがなく終わってしまう事があります。

この留学の失敗の大きな原因は
・英語が喋れるようにならなかった
・思っていたのと違った
の2点が多いです。

お電話でのご相談の時にもお話するのですが、私は留学をして良かったと思っているし、私の留学生活は成功したと思っています。留学を通して人生が変わったとも思っているし、もっと早く日本を出ればよかったとも思っています。

留学だけに限らず、何か新しいことを挑戦したり、何か契約したり、予約や申込みをするときに失敗例を知らなかったり、伝えない事もあります。私は失敗は事前に知っていればある程度防げることがあると思っています。その為、ブログで書いているだけで、留学自体を否定しているわけではありません

1点目の「英語が上達しなかった」については、先日「どれくらいで英語が話せるようになる?」というブログを更新しましたが、日本語を喋るように英語を喋ろうと思うと相当な時間がかかります
もちろん勉強量にも左右されますが、例えば1日6時間程机の上で勉強して、さらに友達やバイトで毎日英語3時間以上会話もしているような生活であれば、かなり上達するし話が異なります。
過去に1年間完全に日本語立ちをした留学生が居ましたが、その方は1年間で凄い話せるようになっていて私は本当に驚きましたが少数派です🙄

そうなってくると、1日の中で何時間英語を話すかが重要です。
私がまだ留学の準備をしていた時にも勘違いしていましたが、「1日8時間とか英語を使う」と思っていましたが、現実は異なります。アルバイトをされている方や仕事をされている方は、何かしら言葉を発したり読んだりすることが多いともいます。

留学で行う仕事はサービス業が多いので、今回はサービス業で例えます
例えば、お客様が来店して、席に通し、メニューを渡して、オーダーを取り、キッチンに伝え、料理を運び、料理を下げ、お会計をする一連の流れは決まったフレーズしか使いません
そのため、早い段階で必要なフレーズは覚えます。しかし、毎日似たような事しか言ってないので、新しい英語を覚えることは少ないです。ただ、同僚と話したり、お客様と話したりする時間はあると思うので、8時間勤務をしているのなら3時間程度だと思います。

これは忙しい時間なのかやお店の雰囲気にも異なります。
私が過去にパブで働いていた時は、「働いているのか遊んでいるのか分からない職場」がありました。
田舎のパブで働いていたので、来店する人は知り合いがほとんどで忙しいと言う雰囲気ではなく、地元の人が募るパブでした。そんな所に謎のアジア人が働くとすぐに噂になります。興味本位で話しかけてくる人が多く、仲良くなるのに時間はかからなかったです。

また、私は凄くお酒を飲むので、「日本人はこんなにお酒を飲むのか!」でまた話題になり、仕事が終わると奢ってくれる方も居ました。そのまま一緒に飲むこともありました。そうすると、仕事がある日は必然的に3~4時間位話すことになります。

カフェで働いていた時は、市内にある郊外のカフェだったので、「お友達とおしゃべりするカフェ」の位置づけで、あまり会話する事がなかったです。忙しくなったらオーナーを呼んでいたので、基本一人でお店を回していたため、8時間働いても、私的な会話は2時間もなかったと思います。

なので、どの職場で働くかによって英語を使う時間は異なりますが、勤務中話し続ける事は少ないと思います。日本より自由なので、私語も多いですし、フレンドリーなお客様も多いですが、どこで働くかにより異なります。

例え、英語を使っていても話す内容がパターン化されていたり、そもそも間違えても指摘されない事もよくあります。なので、間違えたまま覚えてしまったり、相手がくみ取ってくれるから会話が成立していたりもよくあります。

また、私もそうでしたが日常的に英語の勉強をする方は少ないです。途中から「そんなに喋れなくてもなんとかなる」と言う事に気づき、勉強することを辞める方も多いです。その為、なんとなく喋れるけど、思ったより話せなかったという事になります。

また、「海外で住んでいたら勝手に覚えるでしょ」と思う方もいますが、意識しないと覚えません😣
それで話せるようになるなら、私はスペイン語やイタリア語もきっとペラペーラになっているはずですが、残念ながらペラペーラではありません。

語学学校に行っているだけで話せるようになる」や「海外に住んだだけで話せるようになる」は夢物語で、この二つのパターンで英語がペラペラになると思っている方は留学が失敗になります。また、1年や2年という短い間で皆さんが思うペラペラになる人の方が少数派です。
ある程度英語を使って生活をして、尚且つ勉強し続けないと英語は上達しません

2点目の思っていたのと違ったについてですが、これはありとあらゆる場面で理想と現実が異なります

・ホームステイが想像していたのと違った
・学校が想像していたのと違った
・たくさんの友達が出来る
・テレビに出てくるような家に住める
・毎日家と仕事(学校)の往復になっている
・毎日キラキラした生活が出来る・素敵なお家や街に住める

など、お電話でご相談しているときによく聞かれるのは、上記の内容です。

・ホームステイが想像していたのと違った
皆さんが想像しているホームステイはどういうイメージですか?
毎日手作りの食事が出て、Welcomeでたくさん話しかけてくれる。と思っている方も居れば、覚悟を持って渡航される方も居ます

イギリスでホームステイをする場合、イギリス人家庭に参加すると思われている方が多いですが、実際は異なります。イギリス人家庭に行かれる方やインド系や中国系等の○○系イギリス人の家庭に行かれる方も居ますが、ホームステイ先は英語が話せる家庭です。

イギリスではホームステイがビジネスとして成り立っているので、ビジネスライクな家庭が多い傾向にあります。凄くフレンドリーで和気藹々としたホストファミリーではないかな…という感じです。

では、「イギリスのホストファミリーは冷たいですか?」と聞かれると、別に冷たいと感じる事はなかったです。困っていたら助けてくれるし会話もしますが、「友達みたいに仲良くなりますか?」と聞かれたら少し違うかもしれません。

あくまで傾向であって、もちろん凄く仲良くなることもあるし、ホストファミリーが終わった後も遊びに行く方もいますが、どちらかというと少数派です。

次にホストファミリーの食事についても不満を言われる方が多く、冷凍食品だったり野菜が出てこなかったりします。私の感覚だと、皆さんが思っている「野菜」は、生野菜のサラダの事や緑の野菜を指しているのかなと感じていますが、イギリスで生野菜のサラダ緑の野菜が毎日出てくる家庭は少ないです。

イギリスだけに限らず、海外の食事は日本食と比べるとジャンクフードのような胃が重たくなるような食事が多い傾向です。

イギリスでシェアハウスに住んでいる時、イギリス人が3人でシェアハウスをしていたのですが、私が作る食事についてよく質問をしてきました(笑)オイスターやホタテを買って作っていると、それどうやって開けるの?から始まり、お米はどうやって炊くの?どこで買っているの?等もう質問攻めです(笑)以前、一人の女性に「イギリス料理は食べないの?Fish and Chips とか?」っ「私の胃は日本仕様なので毎日ヘビーな食事は食べれないよ。」って答えましたが、何言ってんの?て顔をしていました🤣

彼女達が何を食べていたかと言うと、フィッシュ&チップス、ピザ、オニオンリング、ポテトワッフル、パスタ、チリソースを使ったご飯、ひき肉やチキンを使った料理、オーブンに入れて済む食事が多かった気がします。私も毎日見ていたわけではないですが、99%と言って良いほど、オーブンの中にポテトか揚げ物はありました。

イギリス留学の案内を開始する前に、イギリス人に食生活アンケートを行っていますが大きな違いはないですが、お料理が好きな人もたくさんいて色々なご飯を作る方がいますが、少数派です。

これが、ホームステイでのギャップ「ホストファミリーとの関係制」と「ホストファミリーとの食事」です。

次に学校が想像していたのと違ったについてです。
イギリスの語学学校は、入学前に英語のレベル分けてテストを行う事が多いです。
学校により異なりますが、レベル分けは5段階~9段階に分けられていることが多く、授業は全て英語で行われます。

日本のように席に座って授業を聞くと言うよりは、席に座って授業に参加するイメージです。
ある程度同じレベルの学生さんと同じクラスになるので、大きな英語力の差は基本的にはありません。
新しく入ってきたばかりの生徒さんや発言回数が少ない生徒さんに積極的に発言を増やしてくれる先生も居ます。しかし、日本人は他の国の方と比べると発言するのが苦手な方が多く、日本人の感覚だと会話を遮る勢いで話さないと発言回数がなく終わってしまう方も居ます😱授業に参加し続けると、ある程度英語を話すことに抵抗はなくなりますし、3カ月もすると英語に慣れてきますが、語学学校に通うだけで英語話せるようになる事はないと思って頂いた方が無難です。また、授業の中では中学校や高校で習ったような英語を勉強することもあります。そのため、思っていたのと違うと思われる方もいます。

次にたくさんの友達が出来るについてです。
皆さんの友達の定義はなんですか?例えば、
インスタやTik Tokをお互いフォローしていたら友達ですか?
道端ですれ違い、少し会話する人は友達ですか?
一緒にパブやカフェ等に行ったり、一緒に買い物する人は友達ですか?
フラットメイトと一緒に食事をする場合は友達ですか?
クラスメイトと休憩時間にお話しする中だと友達ですか?
旅行を一緒にするのが友達ですか?
職場の人と遊びに行かないけど、仲良く働いたら友達ですか?

友達の定義は人によって違うかもしれませんが、私の感覚や留学生のお話を聞いていて、私が感じる友達は、予定を合わせて何かしらの行動を一緒にする方を友達と呼んでいる人が多いかなと思っています。

語学学校に行くとたくさんの人と知り合います。学校で行われているアクティビティに参加すると友達も作りやすい雰囲気にありますが、積極的に自分から話しかけないといけないですし、そこに居るだけでは友達は作りにくいです。相手の事を知ろうとする必要があります。

人により異なると思いますが、私はどちらかというと友達作りには消極的ですが、フットワークは軽いです。自分から誘う事はあまりないですが、誘われたら断る事は基本しないです。飲みに行こうと言われたら、急だったとしても予定がなければ行くことが多いです。「今日は疲れたから家に居たい」みたいな事はあまりないかもしれません(笑)

国が違うと文化も違えば習慣も違う事がありますが、根底にある常識や人間関係については世界共通だと思っています。例えば、健康的な食事をした方がいいと言うのは当たり前ですが、何が健康的なのかは国により異なります。

人間関係も同じで、相手に失礼な態度を取ってはいけないというのは当たり前ですが、失礼な態度は国によって異なる場合があります。

学生の時より社会人になってからの方が新しい友達を作るのは難しいなと私は感じる事が多いですが、語学学校は「英語が話せるようになりたい」という共通の目的があるので、友達が出来やすい環境にあります。机の上で勉強しているよりも、英語を使っていた方が案外伸びたりします。語学学校に通っているだけでは友達は出来ないので、積極的に話しかけたり遊びに行くようにするといいかなと思います。

・テレビに出てくるような家に住める毎日キラキラした生活が出来る素敵な街に住める
皆さんが思っている留学のイメージや海外生活のイメージはキラキラしていると思います。
「海外で生活出来て羨ましい」とも「憧れます」とも言われるし、私のこの日常もキラキラして充実した日々を過ごしていると思っている方が多いことを願っていますが、現実はそうでもないです(笑)家とジムとパブの往復でしかないです。

例えば、インスタでも色々な地域や観光地を紹介していますが、毎日行ってないですし、むしろ行っている日の方が少ないです。事前に決めた日にまとめていって、皆さんが興味あるであろう観光名所を調べ、その街の雰囲気や治安等を確認しに行っています。もはや、家を買う人みたいに、住みやすいのかどうか、交通手段、警察の有無、病院の有無、物件の空き状況や仕事が見つかりやすいか、アジアンショップがあるか等を調査していると言った方が正しいです。

「留学生活」とインスタで調べると、とても可愛らしい写真がたくさんあって、「ばえ~」がたくさんありますが、毎日アフタヌーンティーしていたら破産します。一般的に毎日カフェに行くのは金額的に非現実的です。

確かに外に出たら教会が見れるし、大聖堂が見えるかもしれません。ロンドンに住んでいたら、ビックベンを毎日見る人がいるかもしれません。でも残念ながら、海外生活が3カ月程すると慣れてしまいます。私がプライベートでロンドンに行くことがあっても、ビッグベンに行くことはないですし、写真を撮ることもないです。「仕事で写真が必要なら撮りに行くかもしれない」というのが現実です。

「英語のレシートが素敵」と思っていたのに、今となっては家計簿の為に貰うようになっています。
自宅から聞こえる「教会の鐘の音が素敵」と思っていたのに、朝起こされるとイラっとします。
ホームステイのキッチンがオシャレでかっこいいと思っていたけど、慣れると当たり前になります。

留学当初は、観光気分があるので凄く楽しいですが、いつか必ず日常になります。
例えば、日本に住んでいるときに「お風呂に入りたい」と日常的に思うことはなかったですが、今はお風呂の為だけに少し高いホテルを予約します。

日本に居る時は、温泉旅行は年に数回しか行ってませんでしたが、今は1回の帰国に数か所行っています。普段簡単に手に入るものはどうしても有難みがなくなってしまいます。

確かにキラキラした生活は初めの3カ月程度しかないかもしれませんが、私は毎日楽しくのんびりと過ごしていて、私の幸福度は日本に住んでいた時より今の方が高いと断言出来ます。現在イギリスに滞在している方に聞いても、「確かにロンドンには慣れたけど、憧れの場所に住めて嬉しい」や「日本に居る時より楽に過ごせる」「大変だけど毎日が楽しい」「初めは辛かったけど、最近やっと色々と割り切って生活できるようになって楽しくなってきました」と答えている人が多いです。キラキラがなくなったとしても、日常生活の中で楽しみを見つけれたら、満足する良いのある留学生活になります。

皆さんが「留学先でしたい事はなんですか?」
カフェが巡りが好きな方は、イギリスはカフェ文化なので楽しめます。
パブやお酒が好きな方も、イギリスはパブ文化なので楽しめます。
ヨーロッパ圏で英語が勉強したい方も、オシャレが好きな方も、ミュージカルや舞台が好きな方も、サッカーが好きな方も、自然が好きな方も、仕事に疲れたからのんびりしたい方も、視野を広げたい方も、楽しめると思います。
イギリスはヨーロッパを代表する国の一つなので、流行がイギリスで生まれる事だってもちろんありますし、ロンドンは大都会ですがゆっくりした所に住みたいのなら地方に行けばそれも出来ます。

日本で生活していても、不満があるはずです。留学すると今度は違う不満が出てきます。どこの国に行っても、「思っていたのと違った」は起きてしまいますが、それを楽しめる事が出来たらどこに行っても楽しく生活は出来ます。その反面「思っていたのと違った」が原因で何もする気が起きなくなってしまう方がいるのも事実です。私を含めて留学エージェントで働いている方は、留学経験をされている方が多いです。なので、留学のデメリットや苦労した事などを聞いてみるのがオススメです。

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